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6月4日の中京11Rで行われた第75回鳴尾記念(3歳以上オープン、GIII、芝2000メートル、別定、10頭立て、1着賞金=4300万円)は、ダミアン・レーン騎手の2番人気ヴェルトライゼンデ(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎)が早め先頭から押し切りV。昨年1月のAJCC2着以来、約1年4カ月ぶりの復帰戦を勝利で飾り、重賞初制覇を果たした。タイムは1分57秒7(良)。
GI7勝ジェンティルドンナを母にもつ良血馬ジェラルディーナは、後方4番手を追走。4コーナー手前で追い出されると、直線で大外からメンバー上がり最速タイの末脚を駆使するも半馬身届かず。3連勝でオープン入りしてから、4戦連続の重賞挑戦となったが、惜しくも勝利ならず重賞の壁に阻まれる格好となった。
◆福永祐一騎手「練習の成果でスタートは五分だったけど、そこからの二の脚がもうひとつ。この馬場なのでもう少し前へ行きたかったけど、時計が速いなか、よく走っています」