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最速を決める一戦だけに好調教馬がそろうが、なかでも3歳馬モントライゼの動きは際立った。開場からしばらくして力の要る状態の坂路にもかかわらず、4F52秒0、ラスト1F12秒3を余力十分にマーク。ブレのない重心の低いフットワークで、ゴールに向けての加速ラップも理想的だった。スピードも豊富で、直線競馬で真価を発揮しそうだ。
2番手も3歳馬のオールアットワンス。帰厩して速いけいこは2本だけだが、今週のWコースでは直線で仕掛けられると首をグッと下げて加速し、スプリンターらしい四肢の回転の速さで51秒8、12秒2と伸びた。この反応なら不安はない。
古馬はヒロイックアゲンの活気が目立つ。坂路で51秒4を馬なりでマークした先週に続き、今週も52秒4、12秒4で軽々駆け上がった。前走大敗の影響は感じられない。(夕刊フジ)
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