競馬ニュース > 記事
この夏、未勝利-500万下-1000万下と3連勝したビッグウィークは、神戸新聞杯でも3着に入って地力強化を証明。夏を境に本格化してきた勢いは、菊花賞を目前に控えても色あせていない。
確定枠順へ
ポリトラック単走での追い切りは、素軽いフットワークが目を引いた。以前ほど道中で頭を上げることなく、クビをうまく使ってピッチをだんだんと上げていく。5ハロン66秒0、3ハロン37秒8で直線は鋭く伸び、ラスト1ハロンは11秒4の好タイムだ。
「指示どおり、しっかりとしまいを伸ばせたし、まだ手応えには余力も残っていた。状態面は変わりなくいいね」。騎乗した中川調教助手の表情が自然と緩んだ。
仕上がり途上の新馬戦こそ8着だったが、それ以降は8戦してすべて3着以内の堅実派。前走の神戸新聞杯では先頭に立ったところで競りかけられて、いったん後退しながら直線で盛り返しての3着。初の重賞でそんなしぶとさを発揮することができたのは、力をつけているからこそだ。
「前走の収穫は大きかったし、実戦に行って必ず相手なりに走ってきてくれたからね。夏の小倉では速い時計にも対応してくれたし、本質的には今回の京都のような平坦コース向き」と、中川調教助手は力を込める。〔3〕枠(6)番にも影山調教助手は「前に行く馬だから、ここなら無理なく競馬ができそう」と歓迎ムードだ。前走で先着を許した2頭のうち、エイシンフラッシュが回避。チャンスは大きく広がってきた。(正木茂)
このニュースへのコメント
人気ニュース
【日本ダービー2024】有名人の予想に乗ろう! 徳光和夫さん、大久保先生、霜降り明星・粗品さんなどズラリ!競馬大好き芸能人・著名人がファイナルジャッジ! |
||
5月26日(日) 05:30 | ||
ウマニティ ウマニティ編集部 | 108461 |