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9月14日の阪神8Rで行われた第21回阪神ジャンプステークス(障害3歳以上オープン、J・GIII、障害・芝3140メートル、別定、12頭立て、1着賞金=2900万円)は、北沢伸也騎手騎乗の4番人気メドウラーク(牡8歳、栗東・橋田満厩舎)が逃げ切り勝ち。道中は離し逃げの形から、順回りの3コーナーで差を詰められたが、直線しぶとく踏ん張って後続の追撃を振り切ってジャンプ重賞初制覇。タイムは3分29秒8(良)。
クビ差の2着には好位追走から直線は外めを伸びたシンキングダンサー(1番人気)、さらに1馬身3/4差遅れた3着に2番手追走から流れ込んだサトノエメラルド(6番人気)。
阪神ジャンプSを勝ったメドウラークは、父タニノギムレット、母アゲヒバリ、母の父クロフネ、祖母トゥザヴィクトリーという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は吉田勝己氏。通算成績は44戦9勝。障害重賞初制覇。平地重賞は2018年七夕賞・GIIIの1勝。阪神ジャンプSは、橋田満調教師、北沢伸也騎手ともに2002年ミレニアムスズカに次いで2勝目。
◆北沢伸也騎手(1着 メドウラーク)「行く馬がいなかったので、引っ張って引っ掛かるくらいなら行ってしまおうと思っていた。少し夏負け気味で、ゲートからの出は速くなかったけど、1個目の障害を飛んでからはガーッと行った。後ろが来ていたのは分かっていたから、三分三厘を飛んで仕掛けていって、ギリギリしのいでくれた。(ハミを)かみっぱなしだったのに、よく最後までもってくれた。まだ課題は多いけど、平地と障害の両方で重賞を勝ててよかった」
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