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▼2016年02月06日(土) 京都10R エルフィンステークス
【血統別成績(2012年以降)】
●父がサンデーサイレンス系種牡馬 [4-4-4-20](複勝率37.5%)
●父がサンデーサイレンス系以外の種牡馬 [0-0-0-15](複勝率0.0%)
→血統がポイント。2012年以降の好走馬は父にサンデーサイレンス系種牡馬を持つ馬ばかりでした。
▼2016年02月06日(土) 京都11R アルデバランステークス
【馬齢が7歳以上だった馬の、JRA、かつダ2000m以上の重賞かオープン特別における連対経験の有無別成績(2010年以降)】
●あり [1-2-1-5](複勝率44.4%)
●なし [0-0-0-29](複勝率0.0%)
→高齢ながらも好走を果たしたのは、ダ長距離のレースに十分な実績があった馬ばかり。特別登録を行った馬のうち、馬齢が7歳以上の馬は9頭いるものの、JRA、かつダ2000m以上の重賞かオープン特別において連対経験のある馬はいません。
▼2016年02月07日(日) 京都11R きさらぎ賞
【出走数別成績(2010年以降)】
●1戦 [0-0-0-4](複勝率0.0%)
●2~5戦 [6-6-6-25](複勝率41.9%)
●6戦以上 [0-0-0-14](複勝率0.0%)
→JRAのレースで4着以下となった経験のある馬が2010年以降[0-3-6-32](複勝率22.0%)と勝ち切れていないことからも、いわゆる“底を見せていない馬”に注目した方が良さそう。ただし、キャリア1戦の馬はことごとく人気を裏切っています。
▼2016年02月07日(日) 東京11R 東京新聞杯
【中央場所、かつ1600万下から上のクラス、かつ芝1600mのレースにおける優勝経験の有無別成績(2010年以降)】
●あり [6-5-6-40](複勝率29.8%)
●なし [0-1-0-36](複勝率2.7%)
→距離適性を重視したい一戦。特別登録を行った馬のうち、中央場所、かつ1600万下から上のクラス、かつ芝1600mのレースにおいて優勝経験があるのは、エキストラエンド、サトノギャラント、スマートレイアー、ダイワリベラル、ダッシングブレイズ、ダノンプラチナ、テイエムタイホーの7頭だけです。
■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)
埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる騎手大全』(ガイドワークス)、『現在(いま)の勝負気配が分かる 騎手×調教師 黄金タッグ』(ガイドワークス)、『一口馬主の愉しみ(競馬道OnLine新書)』(スタンダードマガジン)、『本当に儲かる騎手データブック 馬券の勝ち組は騎手を野次らない(競馬王新書EX008)』(ガイドワークス)、『門外不出! 投票データから分かった! WIN5の鋭い買い方』(東邦出版)、『WIN5(五重勝)ほど儲かる馬券はない!! 少点数で驚愕配当をモノにする絶対的セオリー(競馬王新書)』(白夜書房)。昨年12月4日には制作総指揮を務めている人気シリーズの最新刊『ウルトラ回収率 2016-2017』(ガイドワークス)が発売された。