競馬ニュース > 記事
臨戦態勢は文句なし。昨年のオークス馬ヌーヴォレコルトは余裕の馬なりで仕上げた。
美浦坂路を4F69秒0で流したあとWコースへ入り、単走で加速。折り合いをきっちりつけて馬場の外めを進むと、直線も馬任せのままシャープに反応。ラスト1F12秒4でフィニッシュした。
気負いもムダもない絶好のアクションに、「先々週、先週と併せ馬で追った効果の確認がテーマだったけど、反応は先週より格段に良かった。昨秋の休み明けは追うたびに調子が上がったり下がったりしたけど、今回はずっと安定していい。テンションも上がらず、状態には自信を持っていける」と相田助手。
今年は初戦から牡馬、それも2頭の皐月賞馬が相手になるが、「春の一番の目標は宝塚記念(6月28日、阪神、GI、芝2200メートル)。だからここも一線級の牡馬を相手にいい走りを見せてほしい。中山は初めてだけど、右回りも距離も大丈夫。立ち回りは上手だから」と、強気に挑む。(夕刊フジ)
★中山記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら