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前走の走破タイムがVを約束。V3無敗対決を制するのはエーシントップだ!!
コディーノばかりに注目が集まっているが、トップの京王杯2歳Sの内容も間違いなくハイレベルだった。走破タイム1分21秒2は2歳コースレコードタイで、当然レース歴代最速。過去に東京芝1400メートル施行の京王杯2歳Sを1分21秒台で勝った馬は4頭いるが、97年グラスワンダー、03年コスモサンビーム、10年グランプリボスと3頭が2歳王者に輝いた。朝日杯に直結するタイムだったと言い切れる。
デビューからの2戦はスピードに任せての連勝で、「前走は正直なところ不安もあった」と浜中騎手。それが耳覆いのメンコと矯正用のリングバミを着用したことで、前走はレースに平常心で臨むことができた。上がり3Fもしっかりと33秒6でまとめ、「世代トップクラスのスピードに加えコントロールも利くようになったからね」と、若きリーディングジョッキーは手応えを隠さない。
5日に4F51秒7、12日に51秒2と、力の要る栗東坂路でともに一番時計をマーク。もはや身体能力は、古馬をも凌駕している。
「本当にすごい馬。2年前(1番人気サダムパテックで4着)は悔しい思いをしたし、その借りを返したい。東に強い馬もいるようだけど、中山のマイルはトリッキー。ウチのは前に行ける強みがあるからね」と、西園調教師はニヤリ。中山の急坂&短い直線を利しての、早めスパートから押し切る構えだ。
マイル以下の重賞で続々と活躍馬を輩出してきた“短距離王国”西園厩舎は今年、芝1200~1600メートルの重賞で6勝とそのピーク。大将格のサダムパテックも、マイルCSで念願のGIタイトルを手中にした。そのパテックが勝てなかった2歳王者の冠を、トップが戴く。
(夕刊フジ)
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