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中山の2000、2200メートルの外枠は不利も不利で、逃げ馬にとっては大きなハンデだ。その15番枠から気風のいい逃げを見せたセントライト記念のヤマニンエルブ。結果、差されたものの、この馬の逃げは本物だった。
昨今、スローからの上がりの競馬が主流になっているが、速い逃げ馬がいるとレースが締まる。これで菊への道が開けた。淀の3000メートル、セイウンスカイの再現なるか、俄然、レースが面白くなった。
先々週は“当たり屋コーナー”で、ちょっこしフジテレビに出演のムクちゃんにゴチになったが、最近、馬券の調子が絶好調の当方がゴチ返し。いつも“縁むすび”で、ハイボールをまるでヤマニンエルブ並みのハイピッチのがぶ飲み。
ハイボールにつまみで腹いっぱいなのに、ラストの賄いカレーをペロリと平らげた椋木先生、これじゃ夏場に2キロ太る訳だ。それにしても“賄い物”って~のは美味いね。
江古田の名物は南が「トキ」で、北が「まつば食堂」が相場。そのまつばが店を閉めるって噂が流れたので、火曜に来訪。和洋中、何でも有りの昭和レトロの食堂でも、IBMのCMに登場するなど、知る人ぞ知る名物食堂だ。日本酒一合400円で、二合が500円のサービス価格。またひとつ名店が消えて行く。
神戸新聞杯はダービー1、2着馬が登場。先週のヤマニンエルブみたいなレースを掻き回す上がり馬もいないし、こちらは静観。
馬券の匂いは産経賞オールカマー。二匹目のドジョウではないが、またしても逃げ馬のシルポート。春はGI馬相手に連続2着。今回もGI馬が相手だが、あちらは脚部不安明けに大きな荷物を背負っている。この頭数なら枠の有利不利はないだろう。
ではまた来週。
三原 吉次(みはら・よしじ)
競馬エイト編集部で、競馬の善し悪しを教わって○十年。吉田、戸田TMとはお金のない時代(なんか今あるみたい)から飲み歩いた仲。現在も進行形。後輩の椋木TMはエイト移籍前から面倒みていた(偉そうに)ほど。現在は色んな所を兼任しており、何処に所属かは謎。予想のスタンスは結構本命党だが、平場の条件戦では徹底した穴狙いで、これが本質かも。趣味は小雪がいそうなスナックを捜し歩くこと。
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