安田記念でモーリスを封じて見事に大復活、皐月賞以来の勝利をあげたロゴタイプが、さらなる飛躍を目指し秋に挑む。

　美浦Ｗコースで、意欲的な内容だ。田辺騎手を背に単走。全休日だった火曜日に馬場入りして準備運動を終えていることもあり、気合十分に６Ｆからペースを上げていった。馬場の半ばほどを回り、直線は鞍上がしっかりムチを飛ばして、フィニッシュした。

　ラストの鋭さこそ感じられなかったが、動きは活気にあふれて、毛ヅヤもグッド。田中剛調教師も納得した様子で、「雰囲気がとてもいいね。同じ休み明けだった春の中山記念（７着）のときは馬体が締まってほしい感じだったけど、今回は十分に締まっている感じがする。絶好調だった安田記念の前の状態に近づいていると思う」と手応え十分だ。（夕刊フジ）

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