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内海 札幌は昼でも半袖でちょうどいい気候。出張費なんていらないくらいだ。いつもの倍、働いてやる。
漆山 うらやましいというより憎いです。早速、取材の成果を。
内海 22日の函館新馬(芝1800メートル)で、レコードVを飾ったウィクトーリアの小島調教師は「馬の体調が最優先ですが、札幌2歳S(9月1日、札幌、GIII、芝1800メートル)へという話になっています」と発表。今週中に一旦放牧に出るみたいだ。
漆山 倍働くと言っといて、1頭だけ!?
内海 仕事もお酒もエンジンがかかるのはこれからだ。で、函館の川端はどう?
川端 こっちも最高です。この“避暑地”には友道厩舎の良血牝馬、オーサムウインドとアドマイヤジョイが入厩しています。
内海 両馬とも厩舎ゆかりの血統。
川端 その通り。オーサムは今年の青葉賞3着スーパーフェザーの全妹。山田助手は「手脚が軽くていいキャンターをする。兄同様に成長を待ちながら使っていけば」と先々を見据えています。アドマイヤは若葉Sを勝ったアドマイヤダイオウ(父ディープインパクト)の半妹で、大江助手は「きょうだいでは一番、ダート寄りの脚さばき。まだ緩いですが、ものの良さは感じます」と。2頭とも今週末にゲート試験を受け、合格すれば放牧に出て秋に備えます。
漆山 では美浦からも。エリザベス女王杯を勝ったレインボーダリアの2番子、キートスが11日に入厩。「小柄だけど、母の父ブライアンズタイムが強く出ているのか、コロンとした体形。心肺機能が高くスタミナがありそう」と菊沢調教師。まずはゲート試験合格が目標。
宇恵 栗東も忘れんでくださいよ。函館2歳Sでハナ差2着のラブミーファインは札幌2歳Sへ。「思っていたよりもうまく距離に対応してくれた」と田所調教師。芝1800メートルで新馬勝ちし、1200メートルの重賞でも接戦したことに驚いていました。
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DBオーナー
ウィクトーリアは強いよ。
2018年8月4日 6:40