やっぱり外枠は痛いね。枠順発表前にワンダーアキュートで世代交代と書いた木曜午後に大外１６番とは…。それに引き換えエスポワールシチーは勝って下さいと言わんばかりの１枠１番。鞍上の佐藤哲の強気の逃げも圧巻だった。

　いずれにしても世代交代は確実に起き、来年は現３歳世代の席捲が続くはず。それにしてもＧＩの舞台に関東馬の参戦は１頭のみ。しかも地方からの転厩馬だ。ロジユニヴァースがダービーを制したが、復帰どころかまた放牧に出てしまった。

　ロジに続く、２歳世代にもこれなら関西馬に勝てると言う馬は未だいない。それもそのはずで、今年の２歳重賞は８戦行われ、すべて関西馬が優勝。関東馬に至っては２着に２頭だけ。これじゃ、１年中、西高東低の冬型天気図だよ。

　こんなに関東馬をけなしていると、今週、来週の２歳ＧＩで関東馬が勝ってしまうかもね。どうも最近は言っていることと逆パターンが多いもんで、阪神ジュベナイルのアパパネは要注意かもよ…。

　日曜の夜は久々に椋ちゃん、遊び人の金さんと、いつものバカ飲み合戦。椋ちゃんがジャパンＣ当日のＢＳフジ出演が大変だった話で大盛り上がり。

ＪＣ前日に副都心線の要町駅すぐ側のとんかつ「まる幸」で、何と３人で飲んで飲んで飲んで、支払いが１万４０００円なり。店のママが、こんなにお金使った人達は初めてと、びっくりしながらも顔はにっこり。これで帰ればいいものをいつものカフェバーに足を伸ばしてワインを…。

　当然、翌日は二日酔いに腹の具合も最悪状態だったらしく、本番の２時間は我慢我慢で、本当は予想どころではなかったらしい。でも「顔からはそんな感じはなかった」と言えば、「そこはプロだからね、ただ下半身に力を入れたら番組史上初の大惨事になっていたかも」と…。飲みすぎちゃいけねえと分かっていながら、後で気がつく寝小便か。

　おっと、阪神ジュベナイルの馬券は新潟でいい思いをさせてくれたシンメイフジ。最近、鳴りを潜めている香港帰りの岩田康ってのも怖いね。当てにならない２歳牝馬、軽くジャブ程度で。また来週。

三原　吉次（みはら・よしじ）

サンケイスポーツ記録部から競馬エイト編集部に足かけ２０数年の競馬一筋男。同期に吉田均、藤牧満男、戸田一生の競馬エイトが誇る名物トラックマン。若手トラックマン椋木宏、星政彦、ヒロシらとも交流しており、競馬エイトからの調教、厩舎情報はバッチリ。彼らの本音を聞き出しての情報分析に自身の独特予想理論から買い目を絞った予想がセールスポイント。堅いところから大穴までまかせなさい。

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