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東京では12日、ダートGIチャンピオンズCにつながる「第27回武蔵野S」が行われる。幅広い世代の東京巧者が顔をそろえており、激しいレースとなることは間違いない。
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デュードヴァンはこの舞台でOP青竜Sを含む3勝をあげ、ユニコーンSでは、のちにフェブラリーSを連覇するカフェファラオの2着に好走している。池添学厩舎に転入後はリズムを欠いた時季もあったが、前走の阿蘇Sを勝って復活。今週から短期免許で騎乗する世界的名手ムーアを鞍上に迎え、重賞初制覇へ突き進む。
レモンポップは東京で6戦無敗のスペシャリスト。7ハロンで4連勝中で、前走のOPペルセウスSは2着に4馬身差をつけて楽勝した。マイルは2歳時にOPカトレア賞を勝っており、1ハロンの延長は問題ない。出走してくれば最有力となる。
エルムSで重賞初タイトルを手に入れたフルデプスリーダーは日本テレビ盃でスタート前に暴れて競走除外。しっかり態勢を立て直し、仕切り直しの一戦だ。
アドマイヤルプスは秋初戦のLグリーンチャンネルCで9着だったが、4カ月ぶりを使われての良化が著しい。反撃態勢が整っている。
18、20年に当レースを勝った古豪サンライズノヴァは3カ月ぶりの休み明けだった南部杯6着を叩いて前進してくる。(夕刊フジ)