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高松宮記念への最終ステップレースで、関東馬を中心に快速自慢が集う。重賞に昇格した第1回(2006年)は、船橋競馬所属のネイティヴハートが単勝万馬券の低評価を覆す走りでJRA重賞初制覇を達成。第5回(2010年)の覇者キンシャサノキセキは、次走の高松宮記念も勝ってG1ウイナーに。中山芝1200m巧者として活躍したサクラゴスペルは、第8回(2013年)、第10回(2015年)の隔年制覇を達成してみせた。オープン特別時代の勝ち馬のなかにも、その後に高松宮記念を制するシンコウフォレストやショウナンカンプといった名スプリンターが名を刻んでいる。
1996年に中山芝1800mで行われるオープン特別としてレースが誕生。翌1997年に芝1200mへと距離が短縮され、現在に至る。1999年にはクラスが1600万下に格下げされたものの、2000年からは再びオープン特別に返り咲き、2006年には重賞昇格(格付けはG3)を果たした。オープン特別時代から高松宮記念につながる関東圏の主要な前哨戦として機能しており、ここをステップに本番に臨んだ馬が波乱の立役者となるケースも少なくない。
1986年以降の優勝馬を掲載しています。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記と統一しています。
回数 | 開催日 | 優勝馬 |
---|---|---|
第19回 |
2024年3月2日
中山
芝1200m
|
トウシンマカオ
美
牡5 横山武史
高柳瑞樹
|
第18回 |
2023年3月4日
中山
芝1200m
|
ヴェントヴォーチェ
栗
牡6 C.ルメール
牧浦充徳
|
第17回 |
2022年3月5日
中山
芝1200m
|
ジャンダルム
栗
牡7 荻野極
池江泰寿
|
第16回 |
2021年3月6日
中山
芝1200m
|
コントラチェック
美
牝5 丸山元気
藤沢和雄
|
第15回 |
2020年3月7日
中山
芝1200m
|
ダノンスマッシュ
栗
牡5 川田将雅
安田隆行
|
第14回 |
2019年3月2日
中山
芝1200m
|
モズスーパーフレア
栗
牝4 C.ルメール
音無秀孝
|
第13回 |
2018年3月3日
中山
芝1200m
|
キングハート
美
牡5 北村宏司
星野忍
|
第12回 |
2017年3月4日
中山
芝1200m
|
メラグラーナ
栗
牝5 戸崎圭太
池添学
|
第11回 |
2016年3月5日
中山
芝1200m
|
エイシンブルズアイ
栗
牡5 石橋脩
野中賢二
|
第10回 |
2015年3月7日
中山
芝1200m
|
サクラゴスペル
美
牡7 戸崎圭太
尾関知人
|
第9回 |
2014年3月8日
中山
芝1200m
|
スマートオリオン
美
牡4 横山典弘
鹿戸雄一
|
第8回 |
2013年3月2日
中山
芝1200m
|
サクラゴスペル
美
牡5 横山典弘
尾関知人
|
第7回 |
2012年3月3日
中山
芝1200m
|
ワンカラット
栗
牝6 藤岡佑介
藤岡健一
|
第6回 |
2011年3月5日
中山
芝1200m
|
ダッシャーゴーゴー
栗
牡4 川田将雅
安田隆行
|
第5回 |
2010年3月6日
中山
芝1200m
|
キンシャサノキセキ
美
牡7 四位洋文
堀宣行
|
第4回 |
2009年3月7日
中山
芝1200m
|
アーバニティ
美
牡5 横山典弘
古賀慎明
|
第3回 |
2008年3月8日
中山
芝1200m
|
プレミアムボックス
美
牡5 吉田隼人
上原博之
|
第2回 |
2007年3月3日
中山
芝1200m
|
アイルラヴァゲイン
美
牡5 松岡正海
手塚貴久
|
第1回 |
2006年3月4日
中山
芝1200m
|
ネイティヴハート
地
牡8 内田博幸
坂本昇
|
第1回(2006年)は3月4日に施行。以降、施行時期が大幅に変更されることはなく、現在も3月上旬に開催されている。なお、オープン特別として施行された1996年は6月16日、1997~2005年は3月上旬~中旬に開催されていた。
施行場所:中山芝1200m(右・外回り) 出走資格:4歳以上 1着賞金:4300万円 負担重量:別定
1996年 | 中山芝1800m、4歳(現在の3歳)以上、別定、混合競走、「オーシャンステークス」として創設 |
1997年 | 施行距離を芝1200m(外)、出走資格を5歳(現在の4歳)以上、負担重量をハンデキャップに変更指定交流競走に指定 |
1999年 | 1600万下に降格 |
2000年 | オープン特別に昇格負担重量を別定に変更 |
2005年 | 国際競走に指定 |
2006年 | G3(国内独自)に昇格競走名を「夕刊フジ賞オーシャンステークス」に改称 |
2007年 | 格付け表記をJpn3に変更 |
2009年 | 国際G3に格付け |
2014年 | 1着馬に高松宮記念の優先出走権を付与(~現在) |
2020年 | COVID-19の流行により無観客競馬として開催 |
2021年 | COVID-19の流行により無観客競馬として開催 |