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3月2日に中山で行われる高松宮記念の最重要前哨戦、「第14回夕刊フジ賞オーシャンS」はフルゲートの大激戦。王者ファインニードルが引退し、新王座を狙う面々が集結するが、中心はカーバンクルSを逃げ切ったモズスーパーフレアだ。
最大の武器は、けれん味のない逃げ脚。前走はつまずくような感じもあったが、ハナを奪うと前半3Fを32秒8で飛ばして、難なく重賞ウイナーを退けた。関西馬にして中山芝6Fは(1)(2)(1)着。勝った2戦はともに1分7秒0と、ベスト舞台であることは間違いない。
狙いのレースだけにデキは絶好。14日の坂路で4F51秒9、ラスト1F11秒9。20日の併せ馬では52秒0、11秒9で2馬身先着した。「動きは良かった。中山は逃げやすいコースなんだと思う。相手が強くなっても、ハナを主張していきたい」と音無調教師。得意の中山で重賞実績を積み、決戦の中京に向かいたい。
(夕刊フジ)
★オーシャンSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載