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2月18日の東京11Rで行われた第67回ダイヤモンドステークス(4歳以上オープン、GIII、芝3400メートル、ハンデ、15頭立て、1着賞金=4100万円)は、ライアン・ムーア騎手騎乗のアルバート(牡6歳、美浦・堀宣行厩舎)がトップハンデタイの58キロを背負いながらも快勝し、単勝2.1倍の1番人気に応えた。タイムは3分35秒2(良)。1馬身1/4差の2着はラブラドドライト(6番人気)で、さらに1馬身1/4離れた3着にカフジプリンス(2番人気)が入った。
レースはキングルアウが引っ張る展開。2、3番手にいたラブラドライトが直線で一旦先頭に立ったが、アルバートが後方の外から満を持して一気に脚を伸ばしてかわした。5、6番手にいたカフジプリンスは追い上げたが、3着が精いっぱいだった。
アルバートは、父アドマイヤドン、母フォルクローレ、母の父ダンスインザダークという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は林正道氏。通算成績は23戦8勝。重賞は2015年、16年のステイヤーズS・GII(芝3600メートル)に次いで3勝目。ダイヤモンドSは、堀宣行調教師、ライアン・ムーア騎手ともに初勝利。
◆ライアン・ムーア騎手「(昨年の)ステイヤーズS(1着)ではあまり最後に伸びなかったので、今回はどうかなと思っていたが、馬の状態が良かったので、すごい爆発力で伸びてくれた」
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