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トーホウジャッカルは9番人気だった神戸新聞杯で3着と大健闘。ゴール前でワンアンドオンリー、サウンズオブアースとタイム差なしの激闘を演じ、1000万下の格下ながらポテンシャルの高さを見せつけた。
酒井騎手が跨り、栗東坂路で単走。15秒2-14秒4-13秒2と徐々にペースを上げていき、ラスト1Fもほとんど仕掛けられなかったが、馬自身が反応して11秒9のフィニッシュ。外ラチ沿いを豪快なフットワークで伸びた内容から、秋以降の成長ぶりがしっかり伝わってきた。
「ひとことで言えば、メチャクチャ良かったですね。先週、4F51秒台(51秒7)でしっかりやっているので、しまいだけ様子を見る感じ。最後の1Fはこちらが動かしたというより、馬が勝手に動いた。“すごいな”という感触でしたね。カァーッと行きたがるところもなくなったし、長距離でもと思わせる雰囲気ですね」と、ジョッキーは興奮気味。
ダービー前日にデビューした上がり馬が、わずか7戦で頂点まで上り詰めるか。(夕刊フジ)
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