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7週連続GIのど真ん中となる今週のハイライトはジャパンカップダート(24日)。阪神のダート1800メートルを舞台に、海外からの参戦1頭を含む22頭がエントリー(フルゲート16頭)しており、ダート競馬の頂点を争う。来年から名称がチャンピオンズカップ(中京開催)に変わるため、勝ち馬は最後のジャパンカップダートの覇者となる。
ホッコータルマエ(栗東・西浦勝一厩舎、牡4歳)は今年8戦して6勝(うちGI3勝)、2着&3着が各1回と活躍してきた。前走のJBCクラシックでは、初めての逃げる形で押し切ったように、どんな流れにも対応できる自在性がある。阪神コースも3戦2勝。勝利に一番近い位置にいることは間違いない。
連覇を狙うニホンピロアワーズ(栗東・大橋勇樹厩舎、牡6歳)は、今年はなかなか順調にレースを使えていない点が気になるところ。今春もGIIIアンタレスS2着、GIII平安S1着、交流GI帝王賞2着と好走しており、底力は上位だ。5カ月ぶりの実戦になるが、すでに長めを5本乗り込んでおり、今週の最終追い切りが鍵を握る。
このレースで2年連続2着のワンダーアキュート(栗東・佐藤正雄厩舎、牡7歳)にとって、ジャパンカップダート覇者の称号は是が非でもほしいところ。手綱を取る名手・武豊は「ちょっと狙った競馬を」と大胆な作戦を示唆しており、レースぶりが注目される。
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このニュースへのコメント
HIDE
JCも3歳デニム、ここは3歳インカンテーション侮れないはず。。。
2013年11月26日 2:47