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10月8日の東京11Rで行われた第2回サウジアラビアロイヤルC(2歳オープン、GIII、芝1600メートル、9頭立て、1着賞金=3300万円)は、柴田善臣騎手騎乗の3番人気ブレスジャーニー(牡、美浦・本間忍厩舎)が制し、重賞初制覇を飾った。タイムは1分34秒5(稍重)。
7番手を進んでいたブレスジャーニーは直線で鋭い末脚を披露し、先に抜け出したダンビュライト(2番人気)をかわすと、1馬身1/4突き放してゴール。好位を進んでいたクライムメジャー(1番人気)は伸びを欠き、さらに3馬身離れた3着だった。
◆柴田善臣騎手「ゴーサインにスムーズに反応してくれたし、思った通りのレースができた。もう少し(馬が自分で)前についていくのかなと思ったけど、先を見据えるならね。この馬の武器は末脚だから」
ブレスジャーニーは、父バトルプラン、母エルフィンパーク、母の父タニノギムレットという血統。北海道新冠町・競優牧場の生産馬で、島川隆哉氏の所有馬。通算成績は3戦2勝。本間忍調教師、柴田善臣騎手はともに、サウジアラビアロイヤルC初勝利。なお、島川オーナーは昨年の第1回のブレイブスマッシュに次ぐ2勝目となった。
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