競馬ニュース > 記事
3歳馬限定の重賞、ラジオNIKKEI賞の追い切りが27日、東西トレセンで行われた。皐月賞11着以来、2カ月半ぶりになるアーデントだが、臨戦態勢はきっちりと整っている。「先週、ビッシリとやっているから」(加藤征調教師師)ということで、美浦Wコースで上がり重点の内容だったが、気合をつけるために3頭併せ。道中は5馬身ほど後ろか追走し、あっさり追いついて直線は外へ。5ハロン68秒3、3ハロン36秒7-12秒8で内ホローポイント(牡5、500万下)、中イングリッド(牝4、1000万下)に楽々と半馬身先着した。
加藤征師は「やり過ぎることなく、軽過ぎることなく、満足いく内容。息の入りが、これまでになく良かった」と目を細める。
春は弥生賞3着など一線級で活躍し、ダービーを目指したが、出走することはできず。加藤征師は「管理者としての責任は大きい。大いに反省している」と話したが、その胸中は悔しさでいっぱいのはず。「まだまだ伸びしろは十分過ぎるほど。地力の違いを見せつけたいね」とここで重賞初Vを決めるつもりだ。