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ラルクは京都マイルのデビュー戦で楽に逃げて、3馬身半差圧勝した。父ディープインパクトの良血が牡馬を相手にGIIIを制覇すれば、桜花賞(4月10日、阪神、GI、芝1600メートル)の有力候補として大きくクローズアップされることは間違いないだろう。
栗東坂路でオメガハートソングと併せ馬。前半はゆったりと進んで、3F目からペースを上げたが、ラストまで無理はせずに併入。馬なりながらも歯切れのいい脚ばきが目を引き、性能の高さが伝わってきた。
「テンの入りは遅かったけど、しまいはしっかり伸びていた。先週はコースで十分にやっているので、当週はこれでいいね。使ってからもテンションは上がらず、落ち着いている。欲を言えば、もう少しカイバを食べてほしいが、レースへ行くまでの不安はないね」と松永幹調教師。
シンザン記念の牝馬といえば、12年にジェンティルドンナが勝ち、続く3冠&ジャパンC制覇につなげている。鮮やかなVで続けるか。
(夕刊フジ)
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