競馬ニュース > 記事
現6歳世代はテーオーケインズ、ウシュバテソーロ、メイショウハリオなどタレントぞろいで、近年のダート界を牽引してきた。しかしJBCクラシックを見ると世代交代の波が見えてきたか。
狙いはフレッシュかつ経験も十分積んできた4歳馬。なかでもメイクアリープが魅力的に映る。半兄にヴェンジェンス(みやこS)がいる良血で、ダートで【4・5・1・1】の堅実派だ。OP勝ちはないが、4走前の三宮SでのちにJBCクラシックを勝つキングズソードとハナ差接戦。重賞初挑戦の前走・みやこSも2着と能力を見せた。
主戦の幸騎手が跨がった最終追いも、CWコースでラスト1ハロン11秒9。「全体の時計はそんなにいらなかったので、しまいをしっかり。予定どおりで状態もいい」と不安なく消化できた。枠順も絶好。中京に替わった過去9年で2ケタ馬番は1勝だけと外枠不利は明らか。ロスのない最内枠なら一発が期待できる。
〝究極の3連単〟はもう1頭の4歳有力馬クラウンプライドとの1・2着折り返しで勝負する。(夕刊フジ)