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3日のステイヤーズSで重賞初Vを飾ったシルヴァーソニック(栗東・池江泰寿厩舎、牡6歳)は、有馬記念(25日、中山、GI、芝2500メートル)には向かわず、ひと息入れることになった。7日には栗東トレセン近くのグリーンウッドトレーニングに放牧に出されている。同馬を所有する社台サラブレッドクラブ同日、ホームページで発表した。
シルヴァーソニックは天皇賞・春でスタート直後に落馬しながらも、カラ馬の状態でタイトルホルダーに次ぐ〝2位入線〟を果たし、さらにゴール後には1コーナーにあるラチを飛び越えようとして転倒。関係者やファンを心配させたが、じっくりと立て直して臨んだ休み明け初戦のステイヤーズSを制して、素質の高さを示していた。レース後には池江調教師が有馬記念も視野に入れるとしていたが、中2週でのグランプリ参戦は負担が大きいと判断。自重することが決まった。