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安田記念3着以来のサリオスが絶好の仕上がりだ。美浦Wコースでの追い切りは内ルコルセール(3勝)から2馬身リードをもらって加速。なめらかにスピードに乗り、馬なりのまま5ハロン66秒2-11秒5で併入した。
1週前の9月29日には6ハロン82秒8-11秒1の強烈フィニッシュも決めており、調教評価は最高の『S』。堀調教師も「気候も涼しくなったので直前は併せ馬でしっかり追った。折り合い、ギアチェンジともにスムーズで余力でこなせていたし、息の入りも良かった。今回はカイ食い、健康状態、脚元が良く、春よりもいい状態に仕上がった」と仕上がりに太鼓判を押している。毎日王冠を2勝している馬は1988、89年のオグリキャップのみ。3歳時の一昨年に3馬身差で圧勝した大器が、歴史的マルチVで秋の好発進を決める。(内海裕介)