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欧州夏のマイル王を決めるGIジャックルマロワ賞が14日、仏ドーヴィル競馬場で行われ、サセックスS4着から挑んだ日本馬バスラットレオン(牡4歳、栗東・矢作厩舎)は7着。坂井騎手を背に好スタートを切って外ラチ沿いを逃げたが、ラストは踏ん張り切れなかった。「作戦どおりでしたが、直線コースのレースでコーナーがなかったので馬が息を入れてくれず、最後の余力のなさにつながったと思います。日本に帰ってやり直します」と矢作調教師。98年タイキシャトル以来となる日本調教馬の同レース制覇はならなかった。
優勝はL・デットーリ騎乗のインスパイラル(牝3歳、英=J&Tゴスデン厩舎)で、GI3勝目をあげた。(夕刊フジ)