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◆アリスヴェリテ(3日、小倉新馬、芝1800メートル)=栗・中竹、牝、父キズナ、母ルミエールヴェリテ、母の父コジーン)
《戦評》スタートは今ひとつだったが、二の脚が速く、道中は5番手をキープ。促しながら追走し、勝負どころから徐々に前との差を詰めていった。最後は上がり3ハロン35秒2の伸びを見せ、後続に1馬身差をつけた。
《血統》父は2013年の日本ダービーを制し、仏GⅡ・ニエル賞など重賞5勝を挙げた名馬。きょうだいにダートOPでJRA7勝の半兄リアンヴェリテ(父ゴールドアリュール)がおり、馬場が渋っても苦にはしないだろう。
《将来性》川田騎手は「レース内容も良く、最後までしっかり走り切ってくれました」と評価。ダート馬が多い血統だが、芝向きの走りをしており、成長次第ではGⅠ戦線でも戦える可能性を秘めている。
(長田良三)