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12月12日の中山11Rで行われた第14回カペラS(3歳以上オープン、別定、GIII、ダート1200メートル、16頭立て、1着賞金=3600万円)は、三浦皇成騎手騎乗の3番人気ダンシングプリンス(牡5歳、美浦・宮田敬介厩舎)が道中2番手追走からゴール前で抜け出し勝利。3着惜敗となった昨年のリベンジを果たし、初重賞タイトルを獲得した。タイムは1分9秒5(良)。
1/2馬身差の2着にリュウノユキナ(2番人気)、さらに2馬身差の3着にはオメガレインボー(6番人気)が入線。1番人気に支持されたモズスーパーフレアは、持ち前のスピードで先手を奪い逃走したものの、ゴール前で捕まり4着に敗れている。
◆三浦皇成騎手(1着 ダンシングプリンス)「ゲートを絶対に決めないと、と思って緊張感を持って乗りました。外(モズスーパーフレアが)をいい目標にできて想定していたレース展開にでした。(速いペースで)時計的にも苦しくなりましたが、よくしのいでくれました。短距離のダートで大きなところを取りたいと思っていたし、これからは重賞ウイナーとして胸を張って大きな舞台で戦っていきたいと思います」
カペラSを勝ったダンシングプリンスは、父パドトロワ、母リトルブレッシング、母の父バブルガムフェローという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は吉田千津氏。通算成績は12戦8勝(うち地方3戦3勝)。重賞初制覇。管理する宮田敬介調教師はこれが嬉しいJRA重賞初勝利、騎乗した三浦皇成騎手はカペラS初勝利。
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