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ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はフジテレビ賞スプリングステークス・データ分析 をお届けします!
【所属】
中山競馬場で行われた、2012年以降の所属別成績は、美浦【7.3.8.50】、栗東【2.6.1.38】。連対率の面では大きな開きがない。その一方で、関西馬の好走は前走1着、または前走で3番人気以内の支持を集めていた馬に限られる。関西馬を狙う場合は前走の人気と着順に注意したいところだ。
【キャリア】
2012年以降の1~3着馬27頭のキャリアをみると、2~7戦の範囲で収まっている。ただし、キャリア6~7戦の2着連対圏入りは前走G1勝ち馬のみ。基本的にキャリア6戦以上の馬は疑ってかかるべきだろう。
【前走着順】
2012年以降の3着以内27頭の前走着順を確認すると、いずれも4着以内。前走5着以下敗退からの巻き返しは困難と言わざるを得ない。
【前走クラス】
2012年以降の2着以内18頭の前走をクラスで分けると、G1、G3、1勝クラス(旧500万下)の3パターン。G2組やオープン特別組、前走で初勝利を挙げたばかりの馬は劣勢の状況が続いている。
【前走人気】
前走の人気については、美浦所属馬であれば7番人気以内、栗東所属馬ならば9番人気以内がマスト。2012年以降の3着以内全馬がこの条件をクリアしていた。
【データ予想からの注目馬】
上記5項目で減点がないのは、アサマノイタズラ、イルーシヴパンサー、ランドオブリバティ、レインフロムヘヴン、ロードトゥフェイムの5頭。最上位はロードトゥフェイムとする。2012年以降、前走が1勝クラス(旧500万下)、かつ0秒2以上のタイム差で勝利を収めていた馬は4勝を含む5連対と活躍。本馬自身、中山の芝で【2.0.1.0】と崩れていないことも好感が持てる。
近9回【0.1.1.1】と好走率が高い、前走フリージア賞組のレインフロムヘヴンとイルーシヴパンサーも侮れない存在。近9回【0.1.1.2】と比較的相性がいい、前走きさらぎ賞組に該当するランドオブリバティにも相応の警戒が必要だろう。対照的にアサマノイタズラは、近9回連対ゼロと苦戦している、前走条件クラス0秒4以上敗退馬。そのため評価は上げづらい。
<注目馬>
ロードトゥフェイム レインフロムヘヴン イルーシヴパンサー ランドオブリバティ