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ヴェンジェンスは2走前のみやこSで重賞初V。インティ、スマハマが前でやり合う展開の利はあったが、一気にまくっていけば、まとめて面倒をみるだけの決定力があることを証明した。
栗東坂路で降りしきる雨のなか、幸騎手が跨がって単走。前半は内ラチ沿いをゆったりと進み、残り300メートル付近からややペースを上げた。ラスト1Fは切れのいい脚さばきで12秒4。気配の良さが感じられる内容だ。
「前2週しっかりやったし、折り合いを重視したのでこれでいい。前走のチャンピオンズC(7着)は前の馬たちが強かった。次はフェブラリーSに向かうが、GIはメンバーが強いし、ここ目標にやってきて前哨戦という気持ちはない。右回りのほうがいいし、道中で包まれずにみやこSのような展開になれば」と大根田調教師。ジッと我慢の直線勝負だ。(夕刊フジ)
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