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◆偶数枠を歓迎!!〔2〕ラッキーライラック
一昨年の2歳女王は、〔1〕枠(2)番が当たった。松永幹調教師は「エリザベス女王杯の(2)番はいいイメージがあります」と、騎手時代の2000年にVに導いたファレノプシスと同じ(2)番枠に笑み。「ゲートを蹴るところがあるので、(後入れの)偶数枠はいいと思います」と歓迎した。
◆好枠から雪辱へ〔6〕クロコスミア
2年連続2着馬は、過去最多タイの5勝を挙げる〔3〕枠(6)番。西浦調教師は「無理せずにいいところが取れるし、内枠はいいですね」と笑顔。「充実しているし、3年連続で本当に頑張ってくれています」と話した。
◆理想の「真ん中」〔8〕クロノジェネシス
秋華賞馬は、〔4〕枠(8)番に決まった。斉藤崇調教師は「最内や大外は欲しくないと思っていたので、いいんじゃないですか。真ん中くらいでジョッキーもレースはしやすいと思います」とうなずいた。
◆ちょうどいい枠〔10〕フロンテアクイーン
角馬場で体をほぐして坂路4ハロン63秒4-14秒8。軽快なフットワークで駆け上がった。「極端なところじゃなく、真ん中あたりがいい」と話していた国枝調教師は、〔5〕枠(10)番に「ちょうどいいじゃない」とご機嫌。「2着が多い馬で力勝負では厳しいから、ロスなく回ってきてほしい。昨年も前が壁になって外に切り返すロスがなければ、もう少しやれたはず。頑張ってほしいね」と好勝負を願っていた。
◆内から「脚生かす」〔3〕シャドウディーヴァ
栗東坂路で調整した関東馬は、近10年で2勝の〔2〕枠(3)番に決まった。小原助手は「内枠の方がいいと思っていたので、いいですね。一瞬の脚を生かしたい」と語った。
◆落ち着き好気配〔5〕ポンデザール
7日に京都競馬場入りし、8日はダートコースをキャンターで1周して環境の変化に慣らした。森助手は「ときおりチャカつくところはありますが、全体的に落ち着いて雰囲気はいいですね。環境が変わってカイ食いが落ちたりしていますが、輸送で大きく体が減ることもありませんでした」と、好気配を伝えた。枠順の〔3〕枠(5)番は「決められたところで、調教師と騎手が相談して作戦を決めると思います」と話した。
◆ラッキー7に笑〔7〕レイホーロマンス
2年連続の出走となるハービンジャー産駒は、最多タイの5勝を挙げる〔4〕枠(7)番。村井助手は「ロスなく立ち回りたいですし、周りの状況を見やすいのもいいですね。“ラッキー7”なのでいいことがあれば」と語った。
◆「壁作りながら」〔9〕アルメリアブルーム
オープンに昇級初戦となる5歳馬は、未勝利ながら近3年で2着2回の〔5〕枠(9)番。高橋康調教師は「真ん中より内が欲しかったので良かったです。前に壁を作りながら運べれば」と笑顔だった。
◆「京都は得意!!」〔12〕センテリュオ
新潟記念7着以来となるディープ産駒は、〔6〕枠(12)番からスタート。昨年のリスグラシューを含め、最多タイの5勝を挙げる好枠だ。高野調教師は「京都は得意ですし、ルメール騎手には『一発を狙ってほしい』と伝えています」と力を込めた。