過去のデータを分析し、注目馬を導き出す『ＺＢＡＴ！ピックアップデータ』。京都大賞典では重賞初挑戦のシルヴァンシャーに注目する。

　過去１０年のこのレースでは、ディープインパクト産駒がトップタイの３勝。京都の外回りコースで、開幕週ながら同産駒の切れ味を生かせるレースになりやすい。厩舎別では池江厩舎がトップの２勝。“黄金タッグ”は、大きな後押しだ。

　同レースで、前走で上がり最速をマークしていた馬は【３・４・０・７】で単勝回収率１２３％、複勝回収率１０２％とともに黒字。同馬は近３走連続で上がり最速をマークしており、絶好の舞台といえる。３月の御堂筋Ｓ（１６００万下、現３勝クラス）で３連勝を決めてＯＰ入り。兼武助手も「大人の体つきになって、大人びてきましたね」と成長を証言する。母アゼリは米年度代表馬という超良血馬が、秋の淀で素質を開花させる。

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