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東京新聞杯 G3
東京新聞杯の歴史と概要
グレード制導入時より冬の東京開催に行われるマイル重賞として親しまれている一戦。上半期のマイル王決定戦・安田記念や、古馬牝馬の春の頂点・ヴィクトリアマイルと同じ舞台で行われることもあり、古馬のトップマイラーが集う。第46回（1996年）は、マイル戦無敗のままキャリアを終えたトロットサンダーが堂々優勝。第52回（2002年）は、同年に安田記念の覇者となるアドマイヤコジーンが、約３年１カ月ぶりとなる復活勝利を果たした。ほかにも、第49回（1999年）のキングヘイロー、第57回（2007年）のスズカフェニックス、第58回（2008年）のローレルゲレイロ、第68回（2018年）のリスグラシュー、第69回（2019年）のインディチャンプなど、のちのG1ホースたちが勝ち馬欄に名を連ねる。
歴史と位置付け
1951年に誕生した「東京杯」がこのレースの前身で、創設時は芝2400m戦だった。1966年に現在の「東京新聞杯」に競走名が改められ、施行時期も春から冬に移動。1971年に芝2000m戦となり、1984年のグレード制導入時にG3に格付けされるとともに、距離も芝1600mへと短縮された。冬場に開催されるG3ではあるが、いくつかのG1と同じ施行コースということもあり、レベルの高いメンバーが集まるレースとしても知られる。なお、1995年の第45回は降雪の影響により東京ダート1600mでの開催となったため、グレード格付けのない「重賞」という扱いになった。
歴代優勝馬
1986年以降の優勝馬を掲載しています。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記と統一しています。
| 回数 | 開催日 | 優勝馬 |
|---|---|---|
第74回
|
2024年2月4日
東京
芝1600m
|
サクラトゥジュール
美
牡7 Ｒ．キング
堀宣行
|
|
第73回
|
2023年2月5日
東京
芝1600m
|
ウインカーネリアン
美
牡6 三浦皇成
鹿戸雄一
|
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第72回
|
2022年2月6日
東京
芝1600m
|
イルーシヴパンサー
美
牡4 田辺裕信
久保田貴
|
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第71回
|
2021年2月7日
東京
芝1600m
|
カラテ
美
牡5 菅原明良
高橋祥泰
|
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第70回
|
2020年2月9日
東京
芝1600m
|
プリモシーン
美
牝5 Ｍ．デムーロ
木村哲也
|
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第69回
|
2019年2月3日
東京
芝1600m
|
インディチャンプ
栗
牡4 福永祐一
音無秀孝
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第68回
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2018年2月4日
東京
芝1600m
|
リスグラシュー
栗
牝4 武豊
矢作芳人
|
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第67回
|
2017年2月5日
東京
芝1600m
|
ブラックスピネル
栗
牡4 Ｍ．デムーロ
音無秀孝
|
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第66回
|
2016年2月7日
東京
芝1600m
|
スマートレイアー
栗
牝6 吉田隼人
大久保龍
|
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第65回
|
2015年2月8日
東京
芝1600m
|
ヴァンセンヌ
栗
牡6 福永祐一
松永幹夫
|
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第64回
|
2014年2月17日
東京
芝1600m
|
ホエールキャプチャ
美
牝6 蛯名正義
田中清隆
|
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第63回
|
2013年2月3日
東京
芝1600m
|
クラレント
栗
牡4 岩田康誠
橋口弘次
|
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第62回
|
2012年2月5日
東京
芝1600m
|
ガルボ
美
牡5 石橋脩
清水英克
|
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第61回
|
2011年2月6日
東京
芝1600m
|
スマイルジャック
美
牡6 三浦皇成
小桧山悟
|
|
第60回
|
2010年1月30日
東京
芝1600m
|
レッドスパーダ
美
牡4 横山典弘
藤沢和雄
|
|
第59回
|
2009年1月31日
東京
芝1600m
|
アブソリュート
美
牡5 田中勝春
宗像義忠
|
|
第58回
|
2008年2月2日
東京
芝1600m
|
ローレルゲレイロ
栗
牡4 藤田伸二
昆貢
|
|
第57回
|
2007年1月27日
東京
芝1600m
|
スズカフェニックス
栗
牡5 武豊
橋田満
|
|
第56回
|
2006年1月28日
東京
芝1600m
|
フジサイレンス
美
牡6 江田照男
田子冬樹
|
|
第55回
|
2005年1月30日
東京
芝1600m
|
ハットトリック
栗
牡4 武豊
角居勝彦
|
|
第54回
|
2004年2月1日
東京
芝1600m
|
ウインラディウス
美
牡6 田中勝春
藤沢和雄
|
|
第53回
|
2003年2月2日
中山
芝1600m
|
ボールドブライアン
美
牡4 柴田善臣
藤沢和雄
|
|
第52回
|
2002年1月27日
東京
芝1600m
|
アドマイヤコジーン
栗
牡6 後藤浩輝
橋田満
|
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第51回
|
2001年1月30日
東京
芝1600m
|
チェックメイト
栗
牡6 藤田伸二
山内研二
|
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第50回
|
2000年1月30日
東京
芝1600m
|
ダイワカーリアン
美
牡7 北村宏司
二ノ宮敬
|
|
第49回
|
1999年2月7日
東京
芝1600m
|
キングヘイロー
栗
牡4 柴田善臣
坂口正大
|
|
第48回
|
1998年2月8日
東京
芝1600m
|
ビッグサンデー
栗
牡4 蛯名正義
中尾正
|
|
第47回
|
1997年2月2日
東京
芝1600m
|
ベストタイアップ
美
牡5 岡部幸雄
松山康久
|
|
第46回
|
1996年2月4日
東京
芝1600m
|
トロットサンダー
美
牡7 横山典弘
内藤一雄
|
|
第45回
|
1995年2月5日
東京
ダ1600m
|
ゴールデンアイ
美
牡7 田中剛
柄崎孝
|
|
第44回
|
1994年2月6日
東京
芝1600m
|
セキテイリュウオー
美
牡5 田中勝春
藤原敏文
|
|
第43回
|
1993年2月7日
東京
芝1600m
|
キョウワホウセキ
栗
牝4 武豊
武邦彦
|
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第42回
|
1992年2月9日
東京
芝1600m
|
ナルシスノワール
栗
牡6 菅原泰夫
田之上勲
|
|
第41回
|
1991年2月3日
東京
芝1600m
|
ホリノウイナー
栗
牡4 武豊
武邦彦
|
|
第40回
|
1990年2月4日
東京
芝1600m
|
ホクトヘリオス
美
牡6 柴田善臣
中野隆良
|
|
第39回
|
1989年2月5日
東京
芝1600m
|
トウショウマリオ
美
牡4 柴田政人
奥平真治
|
|
第38回
|
1988年2月7日
東京
芝1600m
|
カイラスアモン
美
牡4 安田富男
松山吉三
|
|
第37回
|
1987年2月8日
東京
芝1600m
|
エビスジョウジ
美
牡6 坂井千明
相川勝敏
|
|
第36回
|
1986年2月2日
東京
芝1600m
|
ギャロップダイナ
美
牡6 柴崎勇
矢野進
|
開催時期
第1～15回（1951～1965年）は原則として4月下旬～5月上旬。第16回（1966年）以降は1月下旬～2月上旬に開催されている。なお、第22回（1972年）は馬インフルエンザの流行にともない3月26日に、第64回（2014年）は降雪にともない2月17日に、それぞれ順延して開催された。
競走条件
施行場所：東京芝1600m（左回り） 出走資格：4歳以上 １着賞金：4100万円 負担重量：別定
年表
| 1951年 | 東京芝2400m、5歳（現在の4歳）以上、別定、「東京杯」として創設 |
| 1959年 | 負担重量をハンデキャップに変更 |
| 1965年 | 中山芝2400mで施行 |
| 1966年 | 競走名を「東京新聞杯」に改称 |
| 1968年 | 中山芝2200m（外）で施行 |
| 1969年 | 東京ダート2100mで施行 |
| 1970年 | 東京ダート2100mで施行 |
| 1971年 | 施行距離を芝2000mに変更 |
| 1972年 | 馬インフルエンザの流行にともない3月26日に順延中山芝2000mで施行 |
| 1979年 | 中山芝2000mで施行 |
| 1981年 | 負担重量を別定に変更 |
| 1984年 | 施行距離を芝1600mに変更G3（国内独自）に格付け |
| 1994年 | 混合競走に指定 |
| 1995年 | 東京ダート1600mで施行（G3の格付けは取り消し） |
| 2001年 | 降雪にともない1月28日から1月30日に順延 |
| 2003年 | 中山芝1600m（外）で施行 |
| 2005年 | 国際競走に指定 |
| 2007年 | 国際G3に格付け |
| 2014年 | 降雪にともない2月9日から2月17日に順延 |
| 2020年 | 指定交流競走に指定 |
| 2021年 | COVID-19の流行により無観客競馬として開催 |
「ROBOTIP」のご紹介
まだウマニティ会員ではない方へ
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