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1週前の不安一掃だ。前哨戦の産経賞オールカマーを制した’17ダービー馬レイデオロが、鋭い切れ味で万全の仕上がりをアピールした。
ルメール騎手を背に、美浦Wコースでドラゴンストームを2馬身追走。きっちり折り合い、直線で気合を入れられるとグッとギアを上げ、内から貫禄の半馬身先着だ。
直線でバランスを崩して追えなかった先週17日とは対照的なスムーズな内容に、「馬が落ち着いていたよ。柔らかく走って手前もちゃんと替えたし、すごくいい」とジョッキー。3週連続GI制覇(秋華賞アーモンドアイ、菊花賞フィエールマン)への期待が高まる。
藤沢和調教師も、「先週は思った以上に馬場が深く、手前を替えたところで止めてしまったが、影響はまったくない。東京の2000メートルは一番向いている。頑張ってくれると思う」と、思い出の東京でのGI完全復活へ手応えをのぞかせた。(夕刊フジ)
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