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【オークス】今期GIは関東馬も大健闘でおもしろくなっている。GI2勝のアパパネは中間距離対策を練られた攻めで出来だけなら万全。ただ気性や体型から他馬に逆転のチャンスはありと見る。
狙いはオウケンサクラ。苦しいことを先に経験して今回は充電期間は十分。馬体もしっかり回復し、追い日は力の要る馬場でパワフルに加速。天気予報から当日馬場が渋る可能性もあり、滑りにくい蹄の形状から有利に立ち回れる。
最初から牡馬相手に戦い、精神面の脆さも皆無。初の左回りでも、普段左へ舌を出すことがあり、重心は少し左寄りのタイプ。東京コースはむしろプラスに出るはず。
相手筆頭は折り合い不問で距離適性が高く、春の成長度合いが最も大きいサンテミリオン。
アパパネは最終追い切りが落ち着き払った姿。距離適性の差で3番手も簡単に女王の座は明け渡さない。
アプリコットフィズは桜花賞ではスリムな体でコンマ3秒差。左回り得意の血筋で、ホームでの勝負なら巻き返しを警戒至。
他では、前走不利を跳ね返したショウリュウムーン。実力馬が真っ向勝負になりそうなので、自分のペースを守った時のシンメイフジの末脚、手応え以上に踏ん張る根性があるアグネスワルツも連下で一考。
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5月2日生まれ。A型。関西初の女性トラックマンとして競馬エイト紙面でデビュー。厩舎班に5年従事した後、調教班の坂路担当へ。ラジオ大阪のパドック解説者。