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秋競馬2週目は3日間開催で、祝日の月曜16日に中山で菊花賞トライアルのGIIセントライト記念(芝2200メートル、3着までに本番への優先権)が行われる。注目されるのはヒラボクディープだ。ダービートライアルの青葉賞を勝ちながら本番では13着に敗退したが、ひと夏越して心身ともに成長。乗り込みも順調で、絶好の状態で秋初戦を迎える。
春のクラシック戦線で奮闘したヒラボクディープが、満を持して秋初戦のセントライト記念を迎える。
「春と比べて体が成長し、気持ちも穏やかになってきた。自信を持って菊花賞を迎える競馬をしたい」と、国枝調教師がたくましくなった愛馬に目を細める。
ダービートライアル・青葉賞で重賞初制覇。東京芝2400メートルというタフな舞台で豪脚を発揮し、逃げ込みを図るアポロソニックを差し切った。アポロは次のダービーで他馬に絡まれる厳しい展開になりながらも3着に粘った実力馬。ダービーで一番強いレースをしたともいえる馬をねじ伏せて非凡なポテンシャルを証明したが、春は精神面にもろさもあった。
青葉賞の最終追い切り時に放馬。ダービーはレース前にテンションが上がってしまい、出遅れて13着。潜在能力を認める蛯名騎手は「もう少し芯が入ると、さらにいいパフォーマンスができる」と成長を願っていた。
主戦の思いに応えるように夏の充電が素質馬をスケールアップさせた。美浦での4日の1週前追い切りは余力残しで内インパルスヒーロー(牡3OP)に1馬身先着し、外ガムラン(牡5、1000万下)と併入。6ハロン81秒2、3ハロン38秒9-13秒2をマーク。「予定より速くなったが、しまいまでしっかり動けていた。ひと夏を越して少しずつよくなっている」とトレーナーは始動戦に手応えを得ている。
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5月26日(日) 05:30 | ||
ウマニティ ウマニティ編集部 | 108878 |