競馬ニュース > 記事
30日にドバイ・メイダン競馬場で行われた第18回ドバイワールドカップ(GI、北半球産4歳以上・南半球産3歳以上、オールウエザー2000メートル、12頭立て=モンテロッソは出走取消、優勝賞金600万米ドル=約5億7000万円)は、ジョエル・ロザリオ騎乗のアニマルキングダム(米=H・モーション厩舎、牡5歳)が早め先頭から押し切って優勝。勝ちタイムは2分3秒21(良)。2馬身差の2着は内から追い込んだ昨年の香港ヴァーズ勝ち馬レッドカドー。2着から4馬身3/4差の3着にはプラントゥールが入った。
アニマルキングダムは、父Leroidesanimaux、母ダリシア、母の父Acatenangoという血統の米国産馬。一昨年のケンタッキーダービー馬だが、その後は順調さを欠くことが多い競走生活だった。今季初戦のガルフストリームパークターフH(芝9ハロン)2着を経ての完全復活。ドバイワールドCがオールウエザーで開催されるようになってから、アメリカ調教馬が優勝したのは初めて。通算成績は11戦5勝。
なお、アニマルキングダムの母は日本に輸入されており、同馬の半弟ニューキングダムは31日の中山2Rに出走(4着)している。
![](/common/img/timeline/thumb-up.png)