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初のオールウェザーでトレイルブレイザーは10着に敗れる。
3月9日(日本時間=10日未明)にドバイ・メイダン競馬場で、マクトゥームチャレンジ・ラウンド3(2013 Maktoum Challenge Round 3、GI、オールウェザー2000メートル、1着賞金24万米ドル=約2256万円)が、日本から遠征したトレイルブレイザー(牡6歳、栗東・池江泰寿厩舎)=57キロ、武豊騎手=を含む12頭立て(13頭登録、1頭取消し)で行われた。優勝はハンターズライト(HUNTER’S LIGHT、牡5歳、ドバイ調教馬)=57キロ、S.デソウサ騎手=。勝ちタイムは2分03秒65(良)。2着に2馬身3/4差でカッシアーノ(KASSIANO、セン馬4歳、ドバイ調教馬)=57キロ、W.ビュイック騎手=。
勝ったハンターズライトは、ローマ賞(伊GI、芝2000メートル)、マクトゥームチャレンジラウンド2(ドバイGII、オールウェザー1900メートル)に続いて3連勝。馬主はゴドルフィン。
トレイルブレイザーはスタートから押して出て、2番手を進んだが、直線入り口で手応えが怪しくなり、馬群にのみ込まれ、勝ち馬から約15馬身差の10着。
トレイルブレイザーは、3月30日にメイダン競馬で行われるドバイワールドカップデー諸競走のうち、ドバイデューティーフリー(GI、芝1800メートル、1着賞金300万米ドル=約2億8200万円)、ドバイシーマクラシック(GI、芝2410メートル、1着賞金300万米ドル=約2億8200万円、※ジェンティルドンナが出走を予定)、ドバイワールドカップ(GI、オールウェザー2000メートル、1着賞金600万米ドル=約5億6400万円)、ゴドルフィンマイル(GII、オールウェザー1600メートル、1着賞金60万米ドル=約5640万円)の4つのレースに登録している。
なお、トレイルブレイザーが4着だった2012年のブリーダーズカップターフ(米GI、芝2400メートル)の勝ち馬、リトルマイク(LITTLE MIKE、セン馬6歳、アメリカ調教馬)=57キロ、K.ファロン=も、今回がオールウェザーコースは初めての挑戦だったが、先行策から伸びを欠き、8着に敗れている。
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