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第11回ヴィクトリアマイル(15日、東京11R、GI、4歳上牝馬オープン国際(指)、定量、芝1600メートル、1着本賞金9300万円 =出走18頭)ストレイトガールが昨年の最優秀4歳以上牝馬の座に就けなかったことは、廣崎利洋オーナー(69)=ASKプランニングセンター代表=にとってこの上なく悔しいもので、現役を続行させた理由にもなった。そして愛馬は、昨年を上回る強さで連覇を果たした。
「(もう1頭の愛馬)レッツゴードンキばかりに目がいってしまって。抜け出してきたときには“あれっ”て。思っていた以上、恐れ入ります」。オーナーはおどけて、満面に笑みを浮かべた。
連覇の偉業に生産者である北海道浦河の岡本牧場、岡本章場主(48)も感無量の面持ちで、「うちで生まれた馬ですが、一ファンと同じ。もう7歳。すごい馬としか言いようがない」。
母のネヴァーピリオドは現在、オーナー所有のシャルファーム(日高町)で繋養されており、ディープインパクトの当歳牝馬がいて、今年もディープと交配予定。マンハッタンカフェの2歳牝馬(馬名ハニートリップ)は、藤原英厩舎でデビュー予定だ。 (水戸正晴)
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