ワールドエースだけではない。池江厩舎には、京都新聞杯を快勝したトーセンホマレボシもスタンバイ。昨年暮れにデビューし、初勝利に３戦かかったが、ジワジワと力を付け、３歳頂上決戦にまで駒を進めてきた。

　前走の京都新聞杯は、２番手から力強く伸びて２着に２馬身半差で重賞初制覇。従来の記録を０秒１更新する２分１０秒０（良）の日本レコードというおまけまでついたが、池江調教師に「前走は条件が合う舞台だったということ。良馬場で広いコースなら、あれくらい走ってもいい」と驚きはない。

　全休日の２１日は厩舎で静養。担当の中澤一博調教助手は「さすがに前走後は疲れが出たが、今はもう大丈夫。きのう（２０日、坂路４ハロン５５秒４）乗った感じも良かった」といい状態で大一番を迎えられそうだ。

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