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西は実績No.1、トーホウジャッカルが格の違いで押し切る。
ともにレアな芝3000メートル戦だけに、阪神大賞典は菊花賞1~3着馬がバンバン馬券に絡む。今年の該当馬は’14菊でレコード勝ちのジャッカルだけだが、その快走の価値が今再評価されている。
「あのときの3着(ゴールドアクター)、2着(サウンズオブアース)が去年の有馬でワンツーしたからね。最近になって、また持ち上げられて困っているんだ(笑)」
谷調教師が自嘲気味に笑うのは4歳の昨年、(4)(8)着に敗れたためか。しかし5歳の今年は滑り出しからムードが違う。新パートナーのミルコ・デムーロが、16日の坂路の動きをこう絶賛した。
「反応が良くて元気いっぱい。息もできているし楽しみ。大丈夫だよ」
重賞請負人のお墨付きをもらったトレーナーもニンマリ。「ミルコも、先週乗った藤懸もいいって言うんだ。自分が思う以上に仕上がっているのかな」。九分、いや八分まで態勢が整えば、この舞台では適性の高さが他馬とは違う。GIホースの鮮やかな復活劇だ。
“究極の3連単”はジャッカルを1着に固定。’15菊4着の準該当馬タンタアレグリアを2・3着に固定した10点。(夕刊フジ)
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