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昨年の3冠で(2)(4)(2)着のリアルスティールは、福永騎手を背に栗東坂路でタイセイファントムと併せ馬。前半はゆったり進み、3F目からペースを上げ、ゴール前で心持ち仕掛けられると機敏な反応を見せた。切れのいい末脚でラスト1F11秒9をマークし、あっさり3馬身先着。菊花賞以来を感じさせず、余裕のある脚勢で性能の違いを見せつけた。
「もっと早くかわしても良かったけど、手応えが抜群だったのでゴール前だけサッと伸ばした。入りが遅いので時計はこんなものだけど、乗り味はさすがだし、ラストの感触は素晴らしかった。いくらか太いが馬体は完成形に近づいてきたし、楽しみ」とユーイチ。
昨年はかなわなかった“打倒”ドゥラメンテに向け矢作調教師は、「馬体面は昨秋よりもいい。今回はドゥラメンテの57キロに対して、こちらは55キロ。2キロもらっているから恥ずかしい競馬はできない。今後のためにも、いい内容じゃないといけないね」と力が入る。
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