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《勝ちタイム》
前半5ハロン通過が65秒0の超スローペースだったが、上がり3ハロン34秒2の瞬発力を見せた。クラスが上がって全体的にペースが速くなれば、持ち時計は確実に詰められる。
《血統》
母系は長浜厩舎ゆかりの血統。05年の皐月賞2着、ダービー3着、06年の京都記念を勝ったシックスセンス(父サンデーサイレンス)、オープンのスペルバインド(父ゴールドアリュール)を兄姉に持つ。父は98年ダービーをはじめGI4勝を挙げたスペシャルウィーク。活躍の場はもちろん、芝の中~長距離だ。
《将来性》
遅い流れの中でも2番手で折り合って、自分から動いて勝つあたりにセンスの良さがうかがえる。「実戦タイプで、血統的にもこれから良くなっていくので楽しみ」と藤岡佑騎手も素質の高さを強調する。馬体重は460キロで、体型的にシックスセンスと似ている。
《総合評価》
成長力のある血統なので、これからぐんぐん良化していくのは間違いない。春のクラシック戦線を見据えて、いきなり重賞にチャレンジしても好勝負できそうな大物感を漂わせている。