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波乱のGⅠと呼ばれるとおり、過去10年で馬単万馬券が6回。だが実際のところは、そのうち4回が前走連対馬によるワンツーで、買う側が勝手に難しく考えているだけなのかもしれない。
春の電撃GⅠを読み解くカギはズバリ『勢い』。阪神C、阪急杯と重賞連勝中のウインマーベルが春の短距離王にふさわしい。
「以前から頭の高い走りが気になっていたけど、阪神Cの2週前から担当助手を替えて乗馬的な乗り方を意識してもらった。また、昨秋から前向きさが出てきているとも感じていたので、それもマッチして走りの形が良くなったのかなと」
深山調教師が充実ぶりの秘密を明かす。確かに2走前あたりから動きが一変。併せ馬で地味だった馬が普通に先着できるようになり、今週も引っ張り切りのままWコースでラスト1ハロン11秒2と今までにない加速力を披露した。叩き2戦目でさらに体調上昇となれば信頼度は大だ。
究極の3連単は1着マーベル、2着に○トウシンマカオ、▲ルガルを固定した12点で勝負する。(夕刊フジ)