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8月26日の小倉4R・第25回小倉サマージャンプ(J・GⅢ、障害3歳以上オープン、芝3390メートル、別定、10頭立て、1着賞金2900万円)は、小坂忠士騎手の1番人気テーオーソクラテス(牡6歳、栗東・奥村豊厩舎)が重賞初制覇。道中は中団でじっくりとレースを進め、終始安定した飛越を見せると、直線で逃げ粘るナギサ(8番人気)を外から差し切った。タイムは3分47秒2(稍重)。
2着からさらに1馬身遅れた3着にマイネルヴァッサー(5番人気)が入り、3連覇を狙ったアサクサゲンキ(2番人気)は4着に敗れた。
小倉サマーJを勝ったテーオーソクラテスは、父エイシンフラッシュ、母テーオーヴィーナス、母の父ディープインパクトという血統。北海道日高町・ヤナガワ牧場の生産馬で、馬主は小笹公也氏。重賞初勝利。管理する奥村豊調教師は障害重賞初勝利、騎乗した小坂忠士騎手は2006・07年コウエイトライに次いで小倉サマーJ3勝目。
◆ゴール入線後に落馬、負傷した小坂忠士騎手(1着 テーオーソクラテス)「終始手応えよく運べていました。ずっと我慢させるレースでしたが、動き出してからの反応が良く、最後は力でねじ伏せてくれました」
◆奥村豊調教師(同)「小倉で実績がありましたし、リラックスしていい状態でレースに臨めたかなと思います。前走は中山のGⅠで4着に来ましたので、今年は暮れの中山のGⅠ(中山大障害)に向けて、どういう組み立てをするか考えて使ったレース。結果が出てよかったですね。力をつけています。今後はもう1走挟んで、暮れの中山に行きたいと思います」
※次走は未定
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