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ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は札幌2歳S・データ分析 をお届けします!
【所属】
札幌で施行された近9回(2011~2012、2014~2020年)の所属別成績は、美浦【5.4.3.45】、栗東【3.4.5.46】、地方【1.1.1.4】。3着以内率では東西ほぼ互角となっている。なお栗東所属馬の好走は、前走で単勝3番人気以内の高支持を集めていた馬に限られる。その点には注意したい。
(減点対象馬)
②トップキャスト ③ダークエクリプス
【前走未勝利組】
札幌施行の近9回、未勝利戦経由で3着以内に入った馬は4頭。いずれもキャリア2戦の牡馬だった。未勝利戦から臨む、牝馬ならびにキャリア3戦以上の牡馬は割引が必要だろう。
(減点対象馬)
⑦アスクワイルドモア
【前走人気】
前走の人気については、オープン特別なら6番人気、新馬戦は4番人気、未勝利戦の場合は2番人気がボーダーライン。札幌で施行された近9回の1~3着馬は、例外なくこの条件を満たしていた。
(減点対象馬)
⑤ユキノオウジサマ ⑧クリノメガミエース
【データ予想からの注目馬】
上記3項目で減点がないのは、①リューベック、④エーティーマクフィ、⑥オンリーオピニオン、⑨ジオグリフ、⑩トーセンヴァンノの5頭。最上位は①リューベックとする。札幌で施行された近9回、前走が北海道開催かつ芝1800mの新馬戦、かつ0秒3以上のタイム差で勝利を収めていた栗東所属馬は【2.1.3.4】の好成績。札幌施行の近9回【2.2.1.4】と相性がいい、須貝尚介厩舎の管理馬であることも加点材料だ。
札幌で施行された近9回、前走が芝1800m戦で1番人気1着だった馬は6勝を含む11連対と活躍。それに該当する⑥オンリーオピニオンを2番手に。東京芝1800mの新馬戦を好内容で勝ち上がった⑨ジオグリフ、コスモス賞勝ち馬の⑩トーセンヴァンノも上位評価に値する。残りの1頭④エーティーマクフィは、札幌施行の近9回連対例がない前走コスモス賞敗退馬。ゆえに、軸馬候補とするには心許ない印象を受ける。
<注目馬>
①リューベック ⑥オンリーオピニオン ⑨ジオグリフ ⑩トーセンヴァンノ