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18日、函館ではサマー2000シリーズ第2戦「第57回函館記念」が行われる。注目は昨年5月の新潟大賞典以来となる重賞制覇を目指すトーセンスーリヤだ。
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連覇を狙った前走の新潟大賞典は持ち前の先行力で3番手を進み、0秒1差の4着。勝ち馬サンレイポケットの決め手に屈したものの、見せ場十分の内容で復調ぶりをアピールした。「このあと順調にいけば、またチャンスはありますよ」と主戦の横山和騎手は確かな手応えをつかんでいた。
その後はこのレースを目標に美浦トレセンで順調に乗り込みを消化。7日にはWコースで5F65秒7、ラスト1F12秒1の好時計を叩き出した。
「去年は宝塚記念のあとに夏バテもあったけど、今回は予定どおりきているし、調子はいい」
動きを見届けた小野調教師は思惑どおりの仕上がりに胸を張る。函館の芝も条件クラスとはいえ【0・3・0・0】と崩れておらず、「涼しいから調整がしやすいし、活力もある。ここ2走は馬場が影響。洋芝は合うと思うので道悪にならなければ」と適性に不安は感じていない。秋のさらなる飛躍へ、再びのタイトル奪取で弾みをつけるか。(夕刊フジ)
★函館記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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