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◆メンタル成長〔1〕カレンブーケドール
2年続けて〔1〕枠(1)番を引き当てた昨年の2着馬は、美浦南Aコースでキャンターを消化した。国枝調教師は「元気だし、全体的にパワーアップしていい方向に行っている。メンタル面でもどっしりした」と成長ぶりをアピールする。
◆1週間で良化〔3〕ワールドプレミア
昨年の有馬記念3着以来の実戦へ、栗東坂路で4ハロン68秒3-16秒3。じっくりと駆け上がり、好気配を振りまいた。友道調教師は「変わりないよ。先週からの1週間でよくなった。(調教後馬体重496キロは)有馬記念(492キロ)が少し太かったからね。問題ないです」と話した。
◆活気ある動き〔4〕キセキ
一昨年の2着馬は栗東坂路で4ハロン61秒6-14秒2を計時。活気ある動きをみせた。角居調教師は「変わりなく来ていますし、体調はいいですよ。順調です。枠もいいところを引けましたし、あとはジョッキーにお任せします」とうなずいた。
◆状態は上向き〔7〕ミッキースワロー
2年ぶりに参戦する6歳牡馬は美浦坂路をキャンターで駆け上がった(4ハロン64秒5)。手綱を取った菊沢調教師は「すごくやる気満々。肌寒くなってピリッとしてきた感じで、状態的には上向いている。枠((7)番)なりに競馬してもらえればいい」と良化を感じ取っている。
◆意欲的な調整〔8〕ウェイトゥパリス
仏GIサンクルー大賞を勝った芦毛馬は、東京競馬場のダートコースで6ハロン82秒2-13秒4(馬なり)をマーク。前日に続いて時計を出し、意欲的な調整を消化している。「調教後に少しエキサイトしましたが、これは良い兆候でとても元気です」とフェイユ助手は話した。
◆距離に太鼓判〔9〕トーラスジェミニ
展開の鍵を握る逃げ候補は、26日に追い切りを行ったため、27日は美浦トレセン内で運動のみの調整。「2000メートルでいい競馬をしているし、2400メートルももつと思う」と小桧山調教師。
◆好状態キープ〔10〕パフォーマプロミス
重賞3勝の8歳馬は栗東坂路で4ハロン63秒6-14秒5。リズムの良さが目をひいた。「状態は悪くないし、(いい意味で)現状維持。8歳馬だし、それが一番。2年目の新人(岩田望騎手)を乗せることを承諾してくれたオーナーサイドに感謝したい」と藤原英調教師。
◆馬体のデキ◎〔11〕クレッシェンドラヴ
産経賞オールカマー4着から参戦する重賞2勝馬は、美浦坂路をキャンター(4ハロン71秒9)で1本。「馬体の張りと毛づやがすごくいい。強い調教に応えられているし、いい状態でぶつかっていける」と林調教師。
◆「軽さ感じる」〔12〕マカヒキ
2016年のダービー馬は、栗東CWコースをゆったりと1周し、体調を整えた。友道調教師は「元気がいいし、動きが軽い。見た感じも重たくないし、最近ではなかったぐらい軽さを感じる」と好調ぶりを伝えた。
◆大一番で期待〔13〕ユーキャンスマイル
道悪だった昨年の5着馬は、軽快な脚取りで栗東CWコースを周回した。友道調教師は「(アルゼンチン共和国杯からの)このローテーションは春から決まっていた。ここを最大目標にしていたので、頑張ってほしい」と期待する。
◆戸惑いはない〔14〕ヨシオ
前日に最終追い切りを終えたヨハネスブルグ産駒は、27日に輸送され、午後4時9分に東京競馬場入り。初のGIに備えた。村上助手は「芝は久々なのでどうかなとは思いますが、ダートの芝スタートを経験しているので戸惑うことはないと思います」と話した。
◆大外対策した〔15〕グローリーヴェイズ
昨年の香港ヴァーズの覇者は美浦南Wコースをキャンターで1周した。尾関調教師は「きょうの馬場入りを見て、何か気が付きました?」と取材陣に逆質問。「大外枠((15)番)を意識して、コースの外まで出してからキャンターさせたんです。すごくいい動きをしていたし、前運動から元気いっぱい」と実戦想定のメニューで態勢を整えた。
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