競馬ニュース > 記事
【シンザン記念】暮れに2歳GIとオープンがあっためメンバーは小粒。力差はごく僅かでも2勝馬のエーシンホワイティを指名。サクラバクシンオー産駒でも普段の厩舎周りの歩きを見てもカリカリした面がない。首と胴が窮屈ではなく、体形的にもマイルまではこなせる。GIの前走が直線縫うように伸びて上がり最速をマーク。諦めなかった姿勢にも好感が持てる。追い切りは少し頭が高くなったが翌日の坂路ではスムーズに首を使い疲労回復も早い。中間ゲート練習もやっているので、今度はもっと楽に競馬ができるはず。
相手筆頭はピサノユリシーズ。つなぎが立ち気味なので真冬の硬い馬場は少し心配だが、攻めでは相手を全く問題にせず心肺機能は一流。キョウエイアシュラは小回りでは今ひとつ流れに乗れない印象だけに、広い外回りに変わって、今度はまともに末脚を発揮する可能性は高い。
他では千八をこなせるスタミナがあるガルボ、牝馬でも好馬体のタガノパルムドール、決め手がアップしてきたメイショウカンパク、揉まれ強いシャイン、穴ならフォームが完成され、マイルでも折り合いの心配がないクレバーサンデー。
確定枠順へGallop ONLINEでより詳しく!競馬エイト・鈴木由希子TM
5月2日生まれ。A型。関西初の女性トラックマンとして競馬エイト紙面でデビュー。厩舎班に5年従事した後、調教班の坂路担当へ。ラジオ大阪のパドック解説者。
![](/common/img/timeline/thumb-up.png)