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何かにたたられているのか。週末の競馬を狙ったかのように雪が降る。東京競馬は金曜夕に早々と開催中止が決定し、代替競馬が18日火曜に行われることになった。おかげで土曜東京の予想はボツ。クイーンCの渾身(こんしん)のおもてなし原稿も、急いで書き直しになった。
【京都11R・アルデバランS】京都も雨雪の影響があり、ダートは道悪が濃厚。脚抜きのいい馬場ならば、◎(7)タイムズアローの出番だ。全5勝のうち稍重、重、不良で4勝をマーク。前走のポルックスS(重)も、外から猛然と0秒2差4着まで追い込んだ末脚が光った。
使うごとに体が減りやすい馬だが、厳寒期ならそれほど大きく減ることはないはず。栗東CWコースで長めから入念に乗り込む松田博厩舎の調教が、しっかり消化できていることからも心配はないだろう。
「しっかり脚をためられれば、しまいは伸びる」と松田博調教師が言うように、差す競馬が板に付き、オープンで戦える力をつけてきた。ハンデは前走から1キロ減、さらにサトノプリンシパルという強力な逃げ馬がおり、展開面もタイムズアローに味方しそうだ。単勝(7)。馬単(7)→(3)(15)(4)(9)(12)(13)。
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【京都9R・つばき賞】厩舎開業を3月に控える奥村武技術調教師(美浦)が、栗東の角居厩舎で研修した際に「抜群に良かった」という3歳馬がゼウスバローズだ。未勝利を勝って以来3カ月ぶりだが、調教の動きは上々。美浦・国枝厩舎で調教助手を務め、3冠牝馬アパパネや有馬記念馬マツリダゴッホの背中を知る男の言葉を信じて◎だ。単勝(2)。馬単(2)→(7)(9)(8)(3)(10)(12)。
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