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*馬場が改修された01年以降の過去8回が対象
◆決め手が不可欠 連対16頭の上がり3ハロンは平均で34秒0。3着までに対象を広げて24頭を見ても、22頭が34秒5以内の末脚を使っている。決め手のない馬は厳しい。
◆重賞3着以内 13頭に芝1800メートル以上で重賞3着以内の実績があった。また、新潟重賞に実績があれば、大敗からの巻き返しも可能。関屋記念Vのマルカシェンクには要注意だ。
◆7歳以上は不振 活躍は4~6歳。7歳以上は連対がなく、重賞4勝で前年の有馬記念2着アメリカンボスが02年に7着、重賞3勝のサイドワインダーも06年11着など、実績馬でも振るわなかった。
◆前走重賞組有利 前走重賞組は12頭。残り4頭は条件戦Vからだが、このうち3頭にはそれ以前に重賞で実績があった。ローテは3カ月程度の休み明けなら特に気にする必要はないが、半年となると減点対象。
◆牝馬は52キロ以下 牝馬は連対4頭すべて52キロ以下。51キロでV経験のあるヤマニンアラバスタは54キロで3着まで。アルコセニョーラには嫌なデータだ。またトップハンデは連対0で不振。連対馬の平均は54.3キロ。
◆結論
トップ評価はマルカシェンクだ。決め手は文句なしで、ハンデ57.5キロも京都金杯2着からもこなせる。ラジオNIKKEI賞を勝った実績があるレオマイスターも、34秒台前半の上がりを発揮したレースが3回あり、大敗後でも侮れない。夏女アルコセニョーラは、54キロのハンデがカギ。条件戦Vからだが、サンライズベガは京都新聞杯3着の実績があるだけにマークしておきたい。(データ室)