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*過去10年が対象
◆芝マイル以上でV 連対20頭中14頭に芝マイル以上でV歴があった。特に外回りコースが舞台となった2006年以降は、勝ち馬全7頭を含む連対14頭中11頭が該当。また、3着以内に入った全30頭に芝でV歴があり、ダート実績だけでは通用しない。
◆キャリア3戦以内 キャリアは2戦(5勝2着1回)か3戦(3勝2着1回)が理想で、1戦でも問題ない。逆に5戦以上は優勝例がなく、6戦以上になると16頭が出走して3着もない。1勝馬が5度優勝しているように、重賞実績はあまり問われない。
◆複勝率10割 連対17頭が複勝率10割で、残る3頭中2頭も牡馬相手に5着が1回あっただけ。安定感も重要だ。
◆前走で連対 連対17頭が前走で連対しており、06年以降に限れば14頭中13頭が該当。3着まで広げても30頭中27頭が前走3着以内で、大敗からの巻き返しは厳しい。
◆中2~8週 連対全20頭が中2週以上で、うち19頭は8週以内。なかでも15頭が該当する中5週以内が最適だ。例外の1頭は4カ月ぶりだったが、重賞Vを含む2戦2勝だった。
◇結論◇
トップ評価はマジックタイム。3戦2勝2着1回で、前走から中5週のローテも理想的だ。重賞2勝を含む3戦3勝のホウライアキコ、2戦2勝のフォーエバーモアはマジックタイムのローテがより好ましいぶん、評価を下げたが、ともにほぼ差はない。新潟2歳Sの覇者ハープスター、札幌2歳Sを勝ったレッドリヴェールはともに2戦2勝だが、前走から3カ月以上も間隔があいた点が鍵になる。(データ室)